1年生から6年生まで子どもたちは本当に一人ひとり十人十色。
今日は機嫌良いな、機嫌が悪いな、嫌な事あったのかな、楽しかったのかな。毎日色んな顔で学童に帰ってくる子ども達に「おかえり」「おはよう」と
声を掛けるところから1日が始まります。学童の良いところは一人ひとりの個性を大人も子供も理解し合えることと感じています。
けんかしたとき、気持ちを考えながら、寄り添いながら話をしたり、大事な所はメリハリをつけられるよう時には厳しく、
と指導員の私たちは1日1日奮闘しながら子どもたちと過ごしています。
Ⅰ 指導目標
※子どもたちの生活が安全に過ごせるように日々心掛ける
※異学年の集団生活の中で、柔軟性や思いやりを身につける
※季節に応じた行事や遊びの中でいろいろなことを経験する
※たくさんの友達と“あそび”の楽しさを知る
※地域の方々との交流を深める
※低学年、高学年にそれぞれ適した保育を心がけ、実践する。
Ⅱ 指導計画
1,あそび
部屋の中や公園の中などで、トランプ・コマ・ごっこ遊び・サッカー・ドッチボールなど、色々な遊びをしています。“あそび”を通じてルールを覚え、仲間とのふれあいの楽しさや思いやりの心を身に付けていきます。
時にはケンカをしたり大声で笑ったりしながら、さまざまな体験を通じて大人へのステップにしたいと思います。
・鬼ごっこやドッチボールなど集団で遊ぶ楽しさを感じる
・上の学年から下の学年、友達へと遊びを伝え合う。
・子どもならではの発想を大切にした遊びをして、自分で考える力を身につける。
・自然にふれあう事で、自然の大切さを感じる。
2,班活動
班の仲間と協力しながら活動します。異学年による縦のつながりを強くし、高学年はリーダーシップを学びます。
またそれぞれの行事の担当をする行事班での活動も必要に応じて行います。
・お出掛け:高学年が中心になりマナー良く行動できるようにする。
・行事の企画:運営を通じて取り組んだものへの達成感を感じる。
3,高学年活動
高学年に対しても従来以上に目と心を配り、充実した高学年活動と、いるか学童におけるリーダー的な役割を担う学年としての活動を目指します。
・高学年会議を月1回又、必要に応じて開き、学童行事の中心になってもらいます。
・高学年なら出来ること、高学年にしか出来ないこと、高学年にやらせてみたいことを明確にして、指導員も出来ることを協力します。
4,おやつ
毎日夕方みんなで「いただきます!」とおやつを食べます。できるだけ手作りにこだわり、おやつを提供します。
時には、子ども達にリクエストを聞いたりしながらメニューを考えます。手作りおやつ以外に果物やお菓子の日もあります。
・季節の食材を生かし、季節の味わいを知る。
・野菜の皮むきや切り物などで、生活体験を積む。
・大人数で食べる楽しさを感じる。
・自分で使ったコップやお皿を片付ける習慣をつける。
5,おべんきょう
宿題は原則学童で行っています。
尚、長期休みには9時30分~10時30分までは近隣への配慮も考え、読書や勉強の時間にしています。子どもたちは“夏休みの宿題”や“学習ドリル”を持って登所します。
6,その他
・毎月の保護者会の中で保育報告を行い、保護者との意見交換の場を作る。
・毎月運営委員と役員、指導員で打ち合わせをする。
・週1回『いるかだより』を発行する。
・必要に応じて連絡帳を活用し、学童の様子や家での様子を伝え合う。
・各学校と連絡を取り合う。
・運営委員会に保育報告をする。